今回は吉田さん宅のラブラドールレトリバー、ハニーちゃんに会ってきました。もともとパピーウォーカー( 盲導犬としての訓練に入る前の生後2ヶ月の子犬を10ヶ月間自宅で飼育する里親のこと)として吉田さんが育てていたのですが今年の9月からキャリアチェンジをし、改めて家庭犬として家族の一員になりました。みなさんはパピーウォーカーという言葉を普段なかなか耳にしないと思いますが、盲導犬を育てるための素晴らしいボランティアなんです。現状はパピーウォーカーの協力者が少なく仔犬を出産させることも控えめにしている状態です。盲導犬を希望され社会参加を強く望んでいる視覚障害者の方に一日でも早く盲導犬を渡すには、ボランティアの方の協力なしではなりえません。1年で手放さないといけないからさみしいという点もあるけれど、家族のチームワークが固くなった、人とのつながりが広がった、というプラスの点も多くあります。犬が好き、パピーウォーカーに少しでも興味がある方は問い合わせてみてはいかがでしょう。 詳しくは社会福祉法人 兵庫盲導犬協(
http://www.moudouken.org/)をご覧ください。