生活習慣病としてよく耳にする糖尿病ですが、実は犬や猫もよくかかる病気の1つなんです。糖尿病の特徴的な症状として、おしっこが多くなり、水をよく飲むようになります。初期には食欲が増え多食になります。ただ、この段階で糖尿病の症状だと認識できないことも多いです。進行すると白内障、下痢・嘔吐などの症状もではじめ、食欲、元気がなくなります。糖尿病の治療についてですが、犬に多いⅠ型似の糖尿病は、インスリンの投与と食事療法を行います。猫に多いⅡ型糖尿病は、食事療法と血糖値を下げる薬の投与を行い、必要に応じてインスリンの投与を行います。現在レイくんは飼い主様が毎日一日ニ回インシュリンの注射して、治療を頑張っています。糖尿病の予防には、日頃から規則正しい食生活と適度な運動、そしてストレスフリーな生活環境を整えることが大切です。特に肥満は、インスリンの効き目を鈍らせる大きな要因であると考えられていますので、適正体重、体型を維持することが予防につながります。ペットの様子がおかしいと思ったらすぐに獣医にご相談することをおすすめします。